今夜(日本時間21:30〜)の米国市場の注目点を整理します。まずは前日22日の結果からどうぞ。

指数(7月22日終値) 終値 前日比
NYダウ 52,218.58 -6.06(-0.01%)
S&P500 7,498.96 -10.24(-0.14%)
ナスダック総合 25,690.90 -146.31(-0.57%)

何があった?

22日の米国市場は、主要3指数がそろって小幅に下落しました。特に、ハイテク比率の高いナスダック総合の下げがやや目立っています。取引終了後に大型ハイテク企業の決算発表を控え、積極的に買い上がりにくい様子見ムードが広がったことが背景です。

加えて、中東情勢の緊迫化を受けた原油先物価格の上昇と、それに伴う米長期金利(10年債利回り)の上昇が、株式相場の重しになりました。原油高はインフレ再燃への警戒につながりやすく、金利上昇局面では将来の利益を根拠に買われやすいハイテク株が売られやすくなる、という関係があります。

今夜の注目ポイント

  • アルファベット決算への反応 — グーグルの親会社アルファベットが22日の引け後に4〜6月期決算を発表しました。クラウド事業の高い成長が伝わる一方、AI(人工知能)関連の設備投資の拡大が利益やキャッシュフローに与える影響への見方が交錯し、決算直後の時間外取引では株価が上下する場面がありました。今夜の通常取引でどう評価されるかが焦点です。
  • 週間の雇用統計 — 日本時間21:30に、前週分の新規失業保険申請件数と継続受給者数が発表されます。雇用の底堅さを測る手掛かりとして、金利や為替の反応につながる可能性があります。
  • 原油と金利の行方 — 前日の相場を重くした原油高・金利上昇が一服するのか、続くのかは、今夜だけでなく明日の東京市場(23日大引けまとめはこちら)を見るうえでも意識されるところです。

ひとこと解説

**設備投資(せつびとうし)**とは、企業が工場・機械・データセンターなどにお金を使うこと。AI開発には大量の投資が必要で、成長への期待材料になる一方、「使ったお金がいつ利益として戻ってくるのか」という慎重な見方も出やすく、決算では投資額の増減が注目されます。米国市場の取引時間は日本時間の22:30〜翌5:00(夏時間)です。


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